事務未経験から正社員として採用されるには

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正社員

20代女性が未経験で事務職の正社員になるには今後の行動次第

一般的に事務職は人気の職種で、競争率が高いのですが、まだ20代でなおかつ高卒以上の学歴であれば、事務未経験であっても正社員として事務職に就ける可能性は十分あります

学校を卒業してから一度も正社員経験が無い場合でも、20代前半~中盤なら現時点での能力よりも人柄や将来性を見て採用してくれる企業も少なくないので、事務職として正社員採用される可能性はあると考えます。

学校卒業後に正社員経験が無い人を「既卒(きそつ)」、新卒で就職した会社を短期(3年以内)で辞めてしまった人を「第二新卒」と呼びますが、既卒や第二新卒の人用の求人サイトというのもあり、そういったところを利用するのもひとつの方法ですし、事務の正社員を目指す方法は色々とあります。

30代~40代女性が未経験で事務職の正社員になるにはそれまでの職歴や資格が重要

30代前半までは20代後半とそれほど変わりませんが、未経験からの正社員雇用では35歳くらいから年齢的に不利になってきます。

具体的には、求人票に「応募条件:35歳未満(長期勤続によるキャリア形成をはかるため)」という文言が付け加えられていることがあります。

30代以上の人は基本的にそれまでの職歴や資格などでアピールしていくことになりますが、それでも受からない場合にはパート雇用での事務職や、年齢に寛容な別の仕事での正社員も視野に入れたほうがいいかもしれません。

PC(パソコン)スキルは必須

事務職に就く場合にはPC(パソコン)を扱う能力が必要です。

とは言っても一般事務の場合にはそこまでレベルの高いスキルは必要ありません。

Word(ワード)やExcel(エクセル)の基本操作ができればOKという職場が多いです。

必ずしも資格が必要なわけではありませんが、Word(ワード)やExcel(エクセル)の操作に自信が無い人はMOS(モス)という資格を取っておくことをおすすめします。

マイクロソフトオフィス スペシャリスト(MOS)~一般事務志望なら取得しておきたい資格
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)について多くの企業で使われている文書作成ソフトWord(ワード)、表計算ソフトExcel(エクセル)などの利用スキルを証明できる資格です。MOS(モス)と呼ばれることが多いです。WordとExc...

専門性の高い事務の場合にはPCスキル以外も必要

一般事務の場合にはPCの基本的な操作ができれば能力的には問題ないと思いますが、経理事務なら簿記の資格が応募条件になっていることが多いですし、貿易事務の場合にはTOEICや英検などの英語に関する能力が応募条件に書かれていることが多いので、そういった条件をクリアしてから求職活動をする必要があります。

医療事務は資格を求める求人は少ないですが、医療事務に関連する資格があった方が有利になります。

まずは未経験OKの求人に応募してみる

応募条件を満たす最低限のスキルを身に付けたら、まずは未経験OKの求人にいくつか応募していきましょう。

「事務未経験者歓迎」などと書かれている求人で給料や休日などの条件がいいところから応募して、それで採用されないようなら条件を下げてどんどん応募し続けましょう。

新卒の就職活動の場合、本命の面接の前に他の企業の面接を練習として受けることもありますが、中途採用の場合にはもたもたしていると募集が終わってしまうので、自分が良さそうだと思った企業から受けていくのがいいと私は考えます。

その場合、1社受けてダメならまた次に1社応募、という方法と10社くらい一気に応募していく方法がありますが、自分がやりやすい方法でいいと思います。

どちらにせよ、基本的には「たくさん応募しなければ受からないかもしれない」ということは覚悟しておきましょう。

「自分の経歴で応募して笑われないだろうか?」などと不安になるかもしれませんし、その気持ちはよくわかりますが、考えるだけ無駄です。

採用するかどうかは企業側が決めることですので、受かるかどうか悩んだところで何の意味もありません。

ダメだったらただ不採用になるだけです。

もし不採用でも「ああ・・・だめだったな・・・まあしょうがない、次行こう!」くらいに軽く思っておけばいいんですよ。

求職者側にできることは「最低限の準備をしたらあとは採用されるまで応募し続ける」ことだけです。

もちろん、あまりにも不採用が続くのであれば、なぜ受からないのかという分析は必要になってきますが、最初はそれほど難しく考えずにまずはある程度応募してみましょう。

意外とすぐに受かる可能性もあります。

求人の探し方

主に下記の探し方がありますが、一つにしぼる必要は無いので、状況に応じて全て使っていきましょう。

  • ハローワーク
  • 一般的な求人サイト
  • 転職サイト
  • 就職(転職)エージェントサイト

 

全ての求人媒体で共通して注意して欲しいのが「正社員」となっていても派遣の場合があるということです。
これは「無期雇用派遣」と言って派遣会社の社員として派遣される形態のことで、一般的にイメージされる正社員とは性質が異なります。

  • 「雇用形態:正社員(無期雇用派遣)」
  • 「雇用形態:正社員」
    • 「勤務場所:派遣先によって異なる」

このような表記になっていないか、よく確認してから応募しましょう。

あとは雇用主が人材派遣会社の名前になっていないかも注意しておきましょう。

※「無期雇用派遣」自体は新しい働き方のひとつなので、納得した上であえて選ぶのはもちろん何の問題もありません。

ハローワーク

全国のハローワークやネットサービスで探す方法です。

企業が民間の求人サイトに求人を載せる場合にはお金を払って載せてもらいますが、ハローワークの場合は企業は無料で求人を載せてもらえます。

そのため、かなりの数の求人が見つかりますし、「民間の求人サイトには出ていないけど条件のいい求人」が見つかる可能性もあります。

例えば「ハローワーク経由ではなかなか希望する人材が見つからない職種は民間の求人サイトでも同時に募集して、ハローワーク経由で応募がある事務職はハローワークだけで募集する」などの使い分けをしている企業もあるかもしれません。

ハローワークも視野に入れて求職活動をするべきです。

【ハローワーク】未経験OKの事務求人(正社員、パート・アルバイト)を探す
ハローワークは正式には「公共職業安定所」と呼ばれ、民間の職業紹介事業機関とは異なる、国(厚生労働省)の機関です。失業者が利用するイメージがあるかもしれませんが、正社員以外にパートや派遣の求人も出ており、誰でも無料で利用することができます。ハ...

一般的な求人サイト

ネット上でいろいろな求人を見て、興味を持った求人に自分で応募するタイプの探し方です。

求人サイトによって扱っている求人案件が違っている場合もあるので、複数サイトをチェックしておいたほうがいいでしょう。

営業などの募集が多いイメージがありますが、未経験OKの正社員事務求人もありますので利用しない手はありません。

【一般的な求人サイト】未経験OKの事務求人(正社員、パート・アルバイト、派遣)を探す
これから学校を卒業する新卒用の求人サイトや正社員歴がある人前提の転職サイトではなく、万人向けの一般的な求人サイトでも未経験事務求人を探すことができます。一般的な求人サイトと言ってもかなりの数があるのでここではふたつに絞って紹介します。このふ...

紹介予定派遣で正社員を目指す

紹介予定派遣は一般的な派遣と違って派遣期間終了後に派遣先企業の正社員になれる可能性があります

ただし、必ずしも正社員になれるわけではありません。

派遣期間終了時に企業側と派遣労働者側の両方が合意した場合に限り、派遣先の直接雇用の社員になれます。

紹介予定派遣で募集をかけている企業は後々社員になってもらうことを前提に募集をかけていることになりますが、実際に社員のお誘いがあるかどうかはその時になってみないとわからないというところが難しい部分ではあります。

また、「直接雇用の社員」と言っても正社員ではなく契約社員などの場合もあります

1日でも早く正社員として事務につきたい人には向きませんが、条件重視でじっくりと就職先・転職先を探したいという人は、紹介予定派遣で正社員を目指すというのもひとつの方法です。

社員のお誘いがあっても条件などが不満であれば断ることもできますし、紹介派遣で働くことで直雇用になる前に社内の雰囲気などを知ることもできます。

ただし、最初から直雇用を断ること前提で紹介予定派遣として働くのはやめておきましょう。

あとは、紹介予定派遣で単純作業というのはあまり無いとは思いますが、もし正社員になれなかったときのことを考えて、なるべくしっかりとした事務スキルが付きそうな紹介予定派遣求人にエントリーするということがリスク分散になります。

紹介予定派遣で働くには一般的な派遣求人サイトに登録して、様々な派遣求人の中から「紹介予定派遣」の求人を探してエントリーするのが主な方法です。

転職サイト

サイトに会員登録後、自分で掲載求人一覧を見て気になった求人に応募するタイプのサービスです。

正社員経験が最低3年程度ある20代~30代がメインターゲット層だと思いますが、即戦力を求める求人ばかりではなく、意外と「第二新卒歓迎」「事務未経験者歓迎」などの求人も見つかります。

ただし、現時点であなたが「社会人経験なし」だと、さすがにちょっと難しいかもしれません。

雇用形態についてですが、「正社員」でしぼり込みをかけても「無期雇用派遣」などがいっしょに出てくる場合がありますので「勤務先企業からの直雇用の正社員(いわゆる一般的な正社員)」にこだわりがある人は注意してください。

多くの転職サイトが会員登録をしなくても求人詳細が見られるので、まずはざーっと事務求人をチェックしてから登録するかどうか決めるといいと思います。

サイトによっては業種の区分けが大まかで「一般事務」を探す時に、「ITエンジニア」や「CADオペレーター」の求人なども一緒に検索でヒットしてしまうことがあるので、そういった場合にはチェックしていくのが大変かもしれません。

主な転職サイト

エン転職
転職なら【エン転職】| 日本最大級の転職サイト
転職なら【エン転職】。エンジャパン運営の転職サイト。大手・優良企業の求人や、未経験歓迎の求人が多数。社員・元社員のクチコミや、一次面接の内容がわかる面接対策レポートも提供。エン転職だけのサービスで、あなたの転職をサポートします。

 

 

doda(デューダ)
転職ならdoda(デューダ) - 転職を成功に導く求人、転職情報が満載の転職サイト
転職なら、【doda(デューダ)】。「大手・優良企業」「完全週休二日」「未経験者歓迎」の求人も多数。他にも、面接対策など転職活動に寄り添うコンテンツも充実しています。「企業からのスカウト」「カウンセリング」など、1つのサイトで全面的にサポートします!

 

 

リクナビNEXT
転職ならリクナビNEXT|希望の転職先が見つかる転職サイト
リクルートが運営する転職・求人情報サイトで、あなたに合った求人を見つけよう!【リクナビNEXT】は、転職・求人情報はもちろん、スカウト機能や転職のノウハウなどお役立ちコンテンツで、あなたの転職活動をサポートする転職・求人情報サイトです。

 

就職(転職)エージェントサイト

エージェントサイトというのは会員登録をすると担当者が付いて、その担当者と相談をしながら求職活動をしていくサイトのことです。

色々とアドバイスをしてもらえるのでいい部分もあるのですが、エージェントサイトは求職者と企業をマッチングさせるのが第一目的であって、求職者の理想通りの求人を探すのが第一目的ではないので、「ご紹介できる求人はありません」と言われてしまったり、「あなたは事務よりも営業の方が向いているので営業にしぼって探しましょう」など求職者の希望からはずれた提案をされることもあります

もちろん、エージェントからの提案を断ることはできます。

そういうわけで、こちらの希望の全てを聞いてもらえない場合もあるので、自力での就職・転職活動に行きづまったときの手段として使うといいのではないかと思います

特に「事務求人を自力でたくさん受けたけど、不採用になる理由が自分ではさっぱりわからない」というような場合には、エージェントに相談してみると理由がわかるかもしれません。

エージェントサイトも複数ありますので、利用するのであれば状況に応じて複数利用していきましょう。

正社員が最終目的の人が派遣やパート・アルバイトの事務で経験を積む際の注意点

「正社員の事務求人に30社応募したけど全滅だったので派遣やパート・アルバイトの事務に応募して、そこで経験を積んでから改めて正社員の事務求人に応募してみたらどうだろう」

こう考える人がいると思いますが、正社員として今後10年、20年と働いていく予定で、一旦派遣やパート・アルバイトに就く場合に注意したほうがいい点が主に3つあります。

  • 事務未経験OKの派遣やパート・アルバイトの仕事は経験を積んでもあまり意味がない単純作業の求人もある
  • 事務仕事の経験よりも正社員としての経験を重視する企業もある
  • 非正規雇用が長くなると正社員に就くこと自体が難しくなる

では、ひとつづつ見ていきましょう。

事務未経験OKの派遣やパート・アルバイトの仕事は経験を積んでもあまり意味がない単純作業の求人もある

たとえば、渡された書類の内容をたんたんとPCに打ち込んでいくデータ入力の事務仕事を1年なり3年なり続けても、入力のスピードが上がるくらいで「応用力」や「その他のスキル」といった部分は身につかない可能性があります。

~派遣で経験を積んだ後の正社員求人の面接で~

企業「社内資料作成やお客様からの電話対応もお願いしたいのですが、そういった経験はありますか?」

あなた「データ入力は派遣でやっていたので自信がありますが、それ以外は経験がありません・・・」

かなり極端な例ですが、これではせっかく派遣で経験を積んだ意味がないですよね。

もちろん、未経験でも採用・入社後に社内資料作成やお客様からの電話対応の教育もしてくれるかもしれませんが、事務経験を積むために派遣を選んだにも関わらず、派遣でデータ入力をやっていた時間は結局無駄だったということになってしまいます

せっかく非正規雇用で事務経験を積むのであれば、なるべく色々な事務スキルが付きそうな仕事を選びましょう。

事務仕事の経験よりも正社員としての経験を重視する企業もある

求人サイトを見ていると「事務未経験者歓迎※何らかの正社員経験3年以上」などと書かれているものがあります。

事務は未経験でもいいけど正社員歴は最低3年ないとダメだよってことなので、もし正社員経験が3年未満であればこういう求人に関しては応募資格すらないことになります。

まだ正社員歴が一度も無い人(または正社員経験が極端に短い人)は、事務の経験よりも正社員としての実績を積んだほうがいい場合もあります。

今のあなたが正社員経験なしの23歳だったとして、なかなか事務の正社員に受からないのであれば、まずは販売や営業などで正社員になって頑張れば3年後には「事務未経験だけど正社員歴3年の26歳」として転職活動ができます。

非正規雇用が長くなると正社員に就くこと自体が難しくなる

仮に今のあなたの年齢が27歳で正社員歴0だったとして。

今のあなたでも採用される「事務未経験OKの派遣やパート・アルバイト」求人は、きっと3年後の「30歳で正社員歴0」のあなたでも採用されます。

しかし、今のあなたを販売や営業の正社員として採用してくれる会社で一番条件・待遇がいい会社は、3年後の「30歳で正社員歴0」のあなたを採用してくれない可能性があります。

つまり、「まだ20代のうちに何らかの正社員経験を1~3年程度は付けておいたほうがいいよ、パートの事務は30歳過ぎてからでもそれほど難しくはないけど正社員歴なしのまま30代になっちゃうと事務以外の正社員も難しくなるよ」ということです。

正社員歴がある場合でも「非正規雇用期間が長い30代」になってしまうと、やはり正社員としての再就職が不利になることが考えられますので、今の自分の年齢と非正規雇用の事務でどんな経験をどのくらいの期間積むのかということをよく考えておいたほうがいいです。

今30代以上の人であればなおさら非正規の事務で経験を積んでいる時間がもったいないので、条件を妥協してでも何とか早めに事務の正社員に就くか、「事務の正社員」とは別の道を模索することをおすすめします。

派遣・パート・アルバイトで事務経験を積むのが有効な場合

  • まだ20代で年齢的な猶予があること
  • 既に1年~3年程度の何らかの正社員経験があること
  • 単純作業ではない、専門的な事務スキルが付く職場を選ぶこと

この条件にあてはまるのであれば、派遣・パート・アルバイトで事務経験を積むのも悪い選択ではないと思います。

非正規で働いてみて「やっぱり事務は自分に向いてないかも・・・」と思うこともあるかもしれませんし、職場をよく選べば非正規雇用でも事務スキルはつくはずです。

期間は1年程度で十分でしょう。

その間に関連資格の取得もしておくと万全です。

事務の正社員に受からない場合の具体的な対策

「自分のできる範囲でかなり頑張って事務に応募したけど全滅、これ以上はもう頑張れないかもしれない・・・」というくらい頑張ったのにダメだった場合どうするのか。

既に説明したように、まだ20代で正社員経験が1~3年程度あるのなら非正規の事務で経験を積むという方法もありますが、その他にも対策方法があります。

  • 資格が応募条件に無くても資格を取ってみる
  • めちゃくちゃ条件の悪い事務求人にあえて応募する
  • とりあえず事務以外の正社員になり実力をつけて、転職で事務へ再挑戦する
  • 正社員をあきらめて非正規の事務を選ぶ
  • 無期雇用派遣で事務職に就く

では、ひとつづつ説明していきます。

資格が応募条件に無くても資格を取ってみる

「PCはそれなりに得意だし、一般事務狙いなので特に資格は取得していない」という人で、事務に全然受からない場合にはMOSなどの資格を実際に取得してみるというのもひとつの方法です。

やれることはすべてやっておくということですね。

「PCは元々得意でしたが事務職を目指すにあたり、あらためて資格を取得しました」とアピールもできるようにもなります。

当サイトでは、事務未経験から短時間パートで一般事務に採用された方の体験談も掲載していますが、正社員求人でなくてもその方はPC関連の資格を取得されていました。

めちゃくちゃ条件の悪い事務求人にあえて応募する

  • 給料が安い
  • 休みが少ない
  • 拘束時間が長い、残業が多い
  • 会社の周辺に娯楽施設、飲食店などが何もない、最寄り駅まですごく遠い

こういった、条件の悪いところなら応募する人が少ないので、あえてこういった求人を選べば採用率は上がります。

もちろん、一生勤めるのではなく数年後に転職する前提なので20代じゃないと難しい方法ですが。

「条件悪いけど1~3年くらいなら頑張れるかも」と思えるところを受けてみて受かったなら、とりあえずは入社してそこで事務経験と正社員経験を積みましょう。

そうすれば数年後に、「正社員として事務経験あり」の求職者として転職活動をすることができますし、さらに、「事務経験必須の派遣求人」にもエントリーすることができるようになります。

その他に、清掃や接客など事務以外の仕事がある求人も避ける人が一定数いるようなので、そういった求人を狙うのもいいと思います。

とりあえず事務以外の正社員になり実力をつけて、転職で事務へ再挑戦する

現時点で20代の「まだ正社員経験が無いフリーターや無職の人」で「全然事務に受からない人」向けの方法です。

まず一旦、事務はあきらめて、販売や営業などでなるべく待遇・条件がいい会社へ入ります。

そして、そこで正社員としての実績を積んで事務職へ転職する方法です。

事務っぽい仕事ができる職場ならなお良いです。

「販売職の正社員としてお客様からの電話対応は毎日やっていました、また、仕入れデータをExcelで入力管理するという作業もすべて一人でこなしていました」

などのアピールもできるようになりますね。

その他にも、たとえば、営業を経験していれば営業事務に転職しやすくなるはずですし、介護の仕事をしていれば介護施設での事務に転職しやすくなるはずです。

実際、「事務未経験者歓迎※金融業界で1年以上働いた経験のある方」など、業界経験が必須の求人もあります。

資格取得を目指す場合も、何らかの仕事で正社員をやりながら勉強・受験したほうがダメだった時のリスク分散にもなります(資格が取れなくても正社員歴は長くなる)。

今既に何らかの職種で正社員として働いている人は、やむを得ない事情が無い限りは、できるだけ正社員を続けながら事務の仕事を探したほうがいいでしょう。

正社員をあきらめて非正規の事務を選ぶ

できれば正社員になりたいけど絶対に正社員というこだわりはない、それよりも事務に就くことの方が優先、という人ならこの選択もあります。

簡単な、作業っぽい仕事がメインの事務職にパート・アルバイトで応募すれば採用されやすいです。

派遣だとこういう事務は少ないかもしれませんが、探せば多少は見つかるはずです。

ただし、既に書いたようにパート・アルバイトでもスキルが求められる事務もありますので、パート・アルバイトだからといって必ずしも簡単に受かるというわけではありません。

受かりやすそうな求人を狙っていく必要があります。

非正規から正社員登用もありえますが、あまり期待しすぎないほうがいいでしょう。

無期雇用派遣で事務職に就く

無期雇用派遣は一般的な正社員と派遣の中間のような存在で、派遣会社の社員として様々な企業で仕事をします。

無期雇用派遣は比較的新しい働き方なので「派遣会社の社員なので正社員」という人と、「派遣は派遣であって正社員ではない」という人がいて、結局「正社員なのかどうか」という部分は人によって判断が違ってきます。

給料は月給なので待機期間中でも給料は毎月出ますが、派遣先企業を選べない、自分のペースで働けない、待機期間が長く仕事が全然入らないと会社に居づらくなる、などのデメリットもあります。

やはり一般的な正社員とは違う雇用形態なので避ける人もいますが、その分チャンスでもあります。

雇用形態に関わらずどうしても事務で働きたいけどなかなか受からないという人はチェックしておいて損はないと思います。

無期雇用派遣の事務求人は一般的な求人サイトや派遣サイトでもあるかもしれませんが、「マイナビキャリレーション」というサービスが事務に特化した無期雇用派遣サービスとなっています

ただし「マイナビキャリレーション」は20代じゃないと採用されるのは難しいかもしれません。



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未経験から事務職デビューするならマイナビキャリレーション

 

関連参考動画

20代向けの就職(転職)エージェントによる「事務に受かるためのポイント」を解説している動画です。

ハタラクティブ

キャリアパーク(※新卒者向け動画)

 

上記動画の2社を含め、20代向けの就職(転職)エージェントについては下記ページで詳しく解説しています。