【30代女性:パート採用】子供と過ごす時間を優先するため製薬会社の研究開発職から未経験の調剤薬局のパート受付事務に転職した体験談

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未経験から事務職に受かった体験談1

プロフィール~事務採用から退職まで

大学院(修士課程)卒業後に製薬会社の研究開発職に正規雇用として就職し、9年間働きました。

製薬会社の研究開発職イメージ

製薬会社の研究開発職として9年間勤務

その後退職して、家の近くの調剤薬局の事務職にパートとして採用されました

パート雇用を選んだ理由は、もともと正社員として働いていた製薬会社の勤務先が遠かったこと、家事育児との両立が難しかったことから、家から近くて短時間で働けるパートがよかったからです。

子供との時間を大切にしたいという思いもありました。

事務を希望した理由は、患者様と直接関わる仕事がしたかったということと事務のスキルを身につけたかったためです。

求人は求人サイトのindeed(インディード)とハローワークで探して2社応募しました。

1社不採用になりましたが、34歳だった2021年頃にハローワークに掲載されていたパート求人に応募して採用されました

応募条件は学生不可、学歴不問という求人でした。

事務未経験の私が受かった理由についてですが、以前から調剤薬局事務の仕事を目指していたので、採用時には既に「調剤事務管理士」の資格を取得しており、「調剤薬局の仕事に興味があること、本気であること」をアピールできたからだと思います。

1社目は雇用主の「働いて欲しい時間」と私の「働きたい時間」が異なっていましたが、やりたい仕事だったので応募してみました。

しかし案の定、勤務時間が噛み合わないということで不採用となりました。

お互いの希望が一致している勤務先に応募するべきだったと反省しました。

2021年頃に採用されたのですが、子供が小学生になるにあたり、放課後の児童館に行くのが嫌だと言われ、勤務時間的に続けるのが難しかったため2022年に退職しました。

仕事の内容~調剤薬局の受付事務

調剤薬局受付事務イメージ

患者様から処方箋を受け取り、その情報をスキャンして入力担当者と調剤担当者に送ります。

処方箋はお薬手帳などと一緒にファイリングしておきます。

お薬が出来上がったら、調剤担当者に渡します。

初めて来られた方には問診票を書いてもらい、保険証や医療証などの提出が必要な方にはご提示をお願いしました。

包帯やアルコール綿などのドラッグ商品も扱っていたので、そのお会計も担当でした。

他には、調剤し終わった処方箋に必要な情報が書いてあるシールを貼ったり、入力担当者として処方箋の情報をパソコンに入力して、必要なシール、薬袋の印刷なども行いました。

患者様の対応と薬剤師さんがスムーズに投薬できるようにサポートすることが、主な仕事でした

勤務時間・月収(月給)

給料

  • 週5日、10時30分〜14時30分 勤務
  • 月の手取り7万円前後

向いている人と向いていない人~求められる能力・スキル

自己分析をするスーツ女性

いくつかのことを同時に、素早く行える方、しっかり確認を行い、間違いが少ない方に向いている仕事です。

来客数が多い薬局だったので、間違いなく、かつ効率よく行動できる能力が必要です。

確認を怠ってしまう方、集中力のない方、注意不足の方には不向きだと思います。

面接や履歴書でアピールした志望動機(自己PR)

志望動機・自己PR

前職(製薬会社の研究開発職)で患者さんと関わることができない職種だったので、患者さんと直接関わる仕事につきたいということをアピールしました。

働いてみて感じたメリット・デメリット

メリット・デメリット

テキパキと効率よく動けるようになり、集中力が身につきました。

さらにクレーム対応にもへこまない精神力も身につきました。

しかし、女性が多い職場なので人間関係が難しいところもありました。

クレーム対応は精神的にきつかったです。

事務職希望の女性へのアドバイス

未経験でも、事務職に就きたいという本気度(資格を取るなど)を見せると、採用されやすくなると思います。

特に資格について必須なところは少なかったですが、調剤薬局事務になりたいという強い気持ちを見せる意味で、「調剤事務管理士」の資格があれば良いと思います

難しかったですが、自力で取ることができる資格です。

また、事務職として、採用された後、どうしていきたいかなど、成長していくつもりがある姿勢を見せると良いかと思います。

※掲載文はインタビュー時の原文の文意に配慮したうえで、再編集しています