象印スチーム式加湿器うるおいプラスEE-RS50-WAの口コミ・評判、さらに消費電力や電気代についてまとめました!
しかし、このEE-RS50-WAはまだ販売期間が短いのでネット上の口コミ情報も少ないのです・・・
というわけで、性能的には全く違いのない型落ちの2022年発売モデルEE-RR50-WAの口コミ情報を中心に書いていこうと思います。
口コミ・評判・レビューまとめ(2022年モデル:EE-RR50-WA)
大部分の人々は満足感を抱いており、大きな不満を感じている人はほとんどいませんでした。
特に、「スチーム式の沸騰水により、赤カビや雑菌が発生せず、衛生的で、フィルターがないためメンテナンスが容易」という点が多くの人々に評価されていました。
次に悪い口コミについてですが、早々に水切れさせないためには適用床面積の範囲内で使用することと、十分に加湿されたら一旦停止させるなどの対策方法があります。
「熱い蒸気が発生する」というデメリットについてですが、この加湿器は清潔な蒸気を沸かし上げ、約65℃まで冷却してから室内の湿度を上げる仕組みになっています。
それでも約65℃は結構な熱さなので小さい子どもがいる家庭や、室内でペットを飼っている家庭は要注意ですね。
ただ、「熱い蒸気が出る」というのは、その蒸気の熱で部屋を暖めてくれるというメリットでもあり、他の加湿器だと「ヒーター機能があるのに蒸気の温度がぬるい」という不満を言う人もいます。
音が気になる人のためには、沸とう音を低減する「湯沸かし音セーブモード」というものもあるのですが、この機能を使うと蒸気が出てくるまでの準備時間が長くなってしまいます。
音についてもう一つ注意点を書くと、タンク内の水が切れた時に強制的に給水アラームが鳴ってしまうようです。
つまり、就寝時などに「強」運転すると6時間ほどで水が切れてしまうので、その時に給水アラームが鳴ってしまいます。
「弱」運転なら加湿量は落ちますが、24時間持ちます。
楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングの口コミ・レビュー(2022年モデル:EE-RR50-WA)
象印マホービン スチーム式加湿器うるおいプラスEE-RR50-WAを実際に試したユーザーの意見や評価は、下記の通販サイトで確認できますよ。
楽天市場 | みんなのレビュー・口コミ |
Amazon | カスタマーレビュー |
Yahoo!ショッピング | 商品レビュー |
取扱説明書
製造メーカーである象印の公式サイトで取扱説明書が無料で公開されています。
https://www.zojirushi.co.jp/toiawase/TR_PDF/EERS.pdf
運転モードの特性
「しっかり」と「強」の違いについて
「しっかり」は自動運転モードで、「体感湿度60%」を基準に加湿量を自動的に調整します。
「強」は連続運転モードで、RS50の場合、「加湿量480mL/h」を一定に保ちます。
「ひかえめ」と「弱」の違いについて
「ひかえめ」は自動運転モードで、「体感湿度40%」を基準に加湿量を自動的に調整します。
「弱」は連続運転モードで、RS50の場合、「加湿量125mL/h」を一定に保ちます。
※就寝時に自動運転モードを選択すると、朝を迎える前に水がなくなる可能性があるため、心配な場合は就寝時には連続モード(弱)を使用することを推奨します。
電力消費
象印マホービン スチーム式加湿器うるおいプラスEE-RS50-WAは、湯を沸かす立ち上げ時と加湿時で電力消費が大きく変わります。
消費電力 | |
湯沸かし立ち上げ時 | 985W |
加湿時(最大) | 410W |
湯を沸かす立ち上げには約25~35分必要で、その後、加湿が開始されます。
電気代の目安
次に、実際の電力料金がどれくらいになるかを計算してみました。
【調査年月日:2023年10月02日】
使用時間 | 電気代 |
---|---|
湯沸かし立ち上げ時(30分) | 18.03円 |
加湿(1時間) | 15.01円 |
加湿(6時間) | 90.04円 |
加湿(24時間) | 360.14円 |
加湿(6時間×31日) | 2,791.12円 |
加湿(24時間×31日) | 11,164.46円 |
※東京電力と契約している前提で計算しています
電気代計算に使用したサイト:電気代・電気料金の計算
1か月間24時間稼働させた場合、毎日の湯沸かし立ち上げ料金を含めて、最大で月に11,000~12,000円程度になると予想されます。
スチーム式はやはりそれなりの費用がかかりますね。
スチーム式を選ぶ人々は、掃除の手間が少ないこと、煮沸消毒が可能な衛生面を重視しているため、この電力料金でも問題ないと考えて選んでいるようです。
乾燥の程度に応じて、適宜オンオフを切り替えれば、電力料金は節約できますね。
また、適切に加湿することでエアコンの暖房設定温度を下げることができ、エアコンの料金を少し節約できますよ。
YouTubeレビュー動画(同一仕様の型落ちモデル)
型落ち・旧型モデルとの比較
スペックの違いや変更点はなく型番が変わっただけなので、価格や取り扱い店舗の違いに基づいて選択すれば良いです。
2020年モデル(EE-RQ50)の販売店を探す
2021年モデルは発売なし
※この年は新型番が発売されなかったようです
2022年モデル(EE-RR50)の販売店を探す
上位機種モデル【EE-DD50】との比較・違いについて
基本仕様の違いについて
EE-DD50は容量と機能の両方で優れており、ホワイトとグレーの2色から本体の色を選べます。
製造国は違いますが、消費電力は全く同じです。
EE-RS50 | EE-DD50 | |
生産国 | 日本 | 中国 |
自動運転モード |
・ひかえめ(体感湿度40%) ・標準(体感湿度50%) ・しっかり(体感湿度60%) ※()の体感湿度は2022年モデルの取扱説明書の表記から推測した数値 |
|
連続運転モード |
・弱 ・強 |
・弱 ・中 ・強 |
切タイマー | 2時間 |
・1時間 ・2時間 ・4時間 |
入タイマー | 6時間 |
・4時間 ・6時間 ・8時間 |
ランプの明るさ調整 | × | 〇(2段階) |
容量 | 3.0L | 4.0L |
消費電力(湯沸かし立ち上げ時) | 985W | |
加湿時最大消費電力 | 410W | |
カラー展開 | WA(ホワイト) |
・WA(ホワイト) ・HA(グレー) |
取扱説明書 | https://www.zojirushi.co.jp/toiawase/TR_PDF/EERS.pdf |
「自動運転モード」はどちらのモデルにも共通の特性で、湿度を自動的に調整します。
ただし、部屋が非常に乾燥している場合、タンクの水がすぐに使い切られ、水切れになる可能性があります。
寝る前など、水切れを心配する場合は、ミスト量が一定の「連続運転モード」を使用することをお勧めします。
加湿能力の比較・違い
EE-DD50は多機能ですが、最大加湿量はEE-RS50と同じです。
ただし、EE-DD50のタンク容量が大きいため、最大加湿時間はEE-RS50よりも長くなります(EE-DD50は「強」で8時間)。
EE-RS50 | EE-DD50 | |
加湿量(ml/h) |
弱:125 強:480 |
弱:115 中:230 強:480 |
連続加湿時間 |
弱:24時間 強:6時間 |
弱:32時間 中:16時間 強:8時間 |
適用床面積の目安(木造和室) |
弱:~2畳 強:~8畳 |
弱:~2畳 中:~4畳 強:~8畳 |
適用床面積の目安(プレハブ洋室) |
弱:~3.5畳 強:~13畳 |
弱:~3畳 中:~6.5畳 強:~13畳 |
※満水、室温20℃の時
※モードごとによる適用床面積は、2022年モデルの取扱説明書の表記から推測した数値
どちらを選ぶべきか?
- 日本製を選びたい方
- 本体価格を低く抑えたい方
上記の条件に合う人はEE-RS50が適しています。
- 中国製を選びたい方
- 本体価格が高くても高機能を求める方
- 睡眠中など「強」で8時間運転させたい方
- 本体カラーはグレーが好みの方
上記の条件に合う人はEE-DD50が適しています。
加湿器売れ筋ランキング
Amazonの加湿器ランキングはこちらでチェックできますよ。
▼
・https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/kitchen/4082991/
楽天市場の加湿器ランキングはこちらでチェックできますよ。
▼
・https://ranking.rakuten.co.jp/daily/204549/
商品の特徴まとめ
清潔なスチーム式の特性
沸騰させた清潔な蒸気を、約65℃まで冷却し、部屋の湿度を調整します。
「広口容器」の利便性
水を供給したり、湯を捨てたりするのが簡単です。フィルターがなく、フッ素加工された容器はメンテナンスが容易です。
トリプル安心設計
「チャイルドロック」「ふた開閉ロック」「転倒湯もれ防止構造」の3つの安全設計があります。
- チャイルドロック:キーを3秒間長押しすると、すべての操作が無効になります。
- ふた開閉ロック:レバーでふたを常にロックしているため、転倒しても簡単には開きません。
- 転倒湯もれ防止構造:本体がうっかり倒れても、湯もれを最小限に抑えます。
安全のため、「切」キーを押すと運転が停止します。ふたがしっかりと閉まっていることを確認してください。本体が倒れたままになっていると、蒸気口から微量のお湯が流れ出る可能性があります。
デュアルセンサーによる自動湿度調整
「湿度センサー」と「室温センサー」のデュアルセンサーが快適な湿度を自動で調整します。「しっかり」「標準」「ひかえめ」の3段階から選択できます。冬季の乾燥する時期には「しっかり」運転、秋口など適度に湿度を保ちたい時は「ひかえめ」運転がおすすめです。
定期的なメンテナンス
「クエン酸洗浄モード」を使用すれば、溶かしたクエン酸を入れて洗浄するだけで清潔に保つことができます。フィルターがないため、フィルターの掃除の手間はありません。また、試供品として内容器洗浄用クエン酸(30g×1包)が付属しています。
その他の特徴
- 就寝時に便利な「入、切デュアルタイマー」:入タイマーは6時間、切タイマーは2時間、それぞれ個別に設定できます。
- 沸騰音を低減する「湯沸かし音セーブモード」:使用中に湯沸かし音が気になる場合、水の温度をゆっくり上げることで、湯沸かし音を小さくします。
- 運転時間の目安に合わせて給水できる「水位線」つき
- 連続運転…強・弱の2段階
- お部屋の状態が分かる「湿度モニター」:「低湿」「適湿」「高湿」とお部屋の状態がランプで確認できます。
- 空だき防止(ランプとブザーによる給水お知らせ)
- 転倒時自動オフ
- マグネットプラグ
- ブザー報知
一般的なスチーム式加湿器の解説
以下がスチーム式(加熱式)加湿器の特徴になります:
- 衛生的:ヒーターによって水を100℃以上に沸騰させるため、煮沸消毒された雑菌の少ない蒸気で加湿ができます。
- フィルター不使用:フィルターを使用しないため、湿ったフィルターからカビや雑菌が発生する心配がありません。
- 加湿力が高い:ヒーターを使って水を加熱するため、寒い季節でもしっかり加湿できます。
- メンテナンスが簡単:他の加湿器に比べてお手入れがとても簡単です。
- 室内温度に影響しない:加熱された水蒸気なので部屋の温度自体も上がりやすくなっています。
ただし、スチーム式加湿器はヒーターを使う分、他の加湿器より電気代が高くなる点がデメリットとして挙げられます。また、熱い蒸気が出たり倒すと熱湯が漏れたりするので、やけどには注意が必要です。静かな空間に設置すると沸騰時の音が気になることもあります。それぞれの特徴を考慮に入れて、自分のニーズに最も適した加湿器を選ぶことが重要です。